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SIG SG550は、シグ社(現スイス・アームズ社)により、スイスで開発されたアサルトライフル。大量生産されたアサルトライフルの中でも命中精度が高い銃の一つで、折りたたみ式二脚と折りたたみ式銃床が標準となっている。 AR-18の影響を受けて登場した欧州製アサルトライフルだが、動作機構はAK-47を単純化させ、ガス・ピストンにリコイル・スプリングガイドを兼用させた独自の構造となっている。 スイス軍向けに60万丁以上が生産され、SIG SG510とともに現在も採用されている。スイスでは、徴兵期間を終えた国民に小銃を貸与しており、家庭での管理も許されていた。現在は事故防止のため郵便局などが一括管理をしている。本銃とその派生型は輸出も行われている。 == 歴史と概要 == スイス軍は、1979年-1980年にかけて制式採用アサルトライフルの競作を実施し、これに応じるためシグ社はSIG SG540・SIG SG541を元に開発を行った。1983年にSIG SG550がスイス軍制式ライフルとして選ばれ、ドイツ語名"Sturmgewehr 90"(Stgw 90)、フランス語名"F ass 90"(Fusil d'assaut)と命名された。経済的な理由から、実際に量産が始まったのは1986年であった。 SIG 550は、交戦想定距離を300mとしており、弾頭のコアが鉛だけのGw Pat. 90 5.6mm弾(実際の口径は5.56mm)を使用する。コアに鉛とスチールを用い、弾頭重量が0.1g小さいSS109 5.56mm NATO弾を使用することもできるが、命中精度は専用弾より劣る。専用弾を使用した場合、300mでの着弾範囲は7cm×7cmに収まる。 スコープなしの標準装備の照準器でも400mまで正確に射撃でき、スコープ使用時はこれが600mとなる。 SIG SG550/SG551/SG552は、共通のプラスチック製弾倉を採用している。半透明なこの弾倉は、残弾数の確認が容易に行えるほか、無改造でジャングルスタイルが可能になっている。種類はSTANAG マガジンと同じく、20発装填のものと30発装填のものがある。 銃口の近くには銃身の熱さによって色が変わる特殊な金属リング部品が付いており、過熱状態を目視確認できる。 短縮化バージョンとしてSG 551とSG 552がある。これもSIG 550同様、命中精度と信頼性が高いため、世界中の特殊部隊やアメリカ連邦政府の各種機関で使用されている。また、バチカン市国の衛兵隊もSIG SG550を装備している。 assaut)と命名された。経済的な理由から、実際に量産が始まったのは1986年であった。 SIG 550は、交戦想定距離を300mとしており、弾頭のコアが鉛だけのGw Pat. 90 5.6mm弾(実際の口径は5.56mm)を使用する。コアに鉛とスチールを用い、弾頭重量が0.1g小さいSS109 5.56mm NATO弾を使用することもできるが、命中精度は専用弾より劣る。専用弾を使用した場合、300mでの着弾範囲は7cm×7cmに収まる。 スコープなしの標準装備の照準器でも400mまで正確に射撃でき、スコープ使用時はこれが600mとなる。 SIG SG550/SG551/SG552は、共通のプラスチック製弾倉を採用している。半透明なこの弾倉は、残弾数の確認が容易に行えるほか、無改造でジャングルスタイルが可能になっている。種類はSTANAG マガジンと同じく、20発装填のものと30発装填のものがある。 銃口の近くには銃身の熱さによって色が変わる特殊な金属リング部品が付いており、過熱状態を目視確認できる。 短縮化バージョンとしてSG 551とSG 552がある。これもSIG 550同様、命中精度と信頼性が高いため、世界中の特殊部隊やアメリカ連邦政府の各種機関で使用されている。また、バチカン市国の衛兵隊もSIG SG550を装備している。 assaut)と命名された。経済的な理由から、実際に量産が始まったのは1986年であった。 SIG 550は、交戦想定距離を300mとしており、弾頭のコアが鉛だけのGw Pat. 90 5.6mm弾(実際の口径は5.56mm)を使用する。コアに鉛とスチールを用い、弾頭重量が0.1g小さいSS109 5.56mm NATO弾を使用することもできるが、命中精度は専用弾より劣る。専用弾を使用した場合、300mでの着弾範囲は7cm×7cmに収まる。 スコープなしの標準装備の照準器でも400mまで正確に射撃でき、スコープ使用時はこれが600mとなる。 SIG SG550/SG551/SG552は、共通のプラスチック製弾倉を採用している。半透明なこの弾倉は、残弾数の確認が容易に行えるほか、無改造でジャングルスタイルが可能になっている。種類はSTANAG マガジンと同じく、20発装填のものと30発装填のものがある。 銃口の近くには銃身の熱さによって色が変わる特殊な金属リング部品が付いており、過熱状態を目視確認できる。 短縮化バージョンとしてSG 551とSG 552がある。これもSIG 550同様、命中精度と信頼性が高いため、世界中の特殊部隊やアメリカ連邦政府の各種機関で使用されている。また、バチカン市国の衛兵隊もSIG SG550を装備している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SIG SG550」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 SIG SG 550 」があります。 スポンサード リンク
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